2008年6月アーカイブ

有料老人ホームについて


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特別養護老人ホームなどは選ぶ余地がありません。
しかし有料老人ホームは自分の意思で入居するわけですから、どこの老人ホームに入居するのも本人の自由です。

老人ホーム側に色々な条件や基準が設けられていることもありますが、自分で生活できる人なら原則としてどこに入居するのも自由です。
自由、というのは選択の幅が広いのでありがたいのですが、逆に言うとすべてが自己責任と言い換えることも出来ます。
この自己責任とは厄介なもので、老人ホーム選びに失敗したからと言って誰もその責任を取ってはくれません。

そこで、失敗しない老人ホームの選び方を簡単にまとめてみました。

老人ホーム選びとは実に大きなテーマです。何せ入居する人にとっては残りの人生を過ごす場所です。残りの人生を楽しくするか否かという分かれ目は老人ホーム選びにかかっていると言っても良いでしょう。

有料老人ホームには三つの種類があるとお話しました。三つの種類があることをわざわざお話したのは、それぞれの老人ホームには全く違う性質があるからです。特に介護サービスがついているかどうかというのは大きなポイントなので、入居当時は体も元気なのでそんなこと心配ないということで軽視してしまうと、もし実際に要介護になったときに泣きを見てしまいます。今の状況がどうなのか、ではなく将来にわたって自分がどういう生活をしているのか、という点を考えるべきです。

また、有料老人ホームはあくまでも任意的なサービスなのでお金がかかります。生活の場所や食事などの世話が提供されるパッケージ商品を購入するようなものです。

何か大きな買い物をする際には、どんな人でも徹底的に比較検討しますね。有料老人ホームを選ぶときにもこの大切なお金の問題をよく検討する必要があります。何にいくら必要なのか、それは将来にわたってどうなるのか。この点についても今がどうなのかではなく将来にわたってどうなることが見込まれるか、これが大切です。

有料老人ホームともなると自分の居住スペースは個室が原則ですが、施設全体にはたくさんの高齢者が居ます。
それは一人で生活するのが不安だったり寂しいという人にとってはありがたいものですが、多くの人が居るというのは同時に面白くない人間関係も付き物です。

入居前には必ず施設の見学をして、どんな人が居るのかをしっかりと見ておくことも大切でしょう。人間関係はうまくいけば無二の親友が出来ますが、その逆もありえるので軽視は出来ません。

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