有料老人ホームの最近のブログ記事

有料老人ホームの施設・設備


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有料老人ホームの検討をしている時に、ほとんどの人がするものとして、施設見学があります。

これは入居を検討している有料老人ホームに実際に行って現地を見てみるという最も分かりやすい機会です。せっかくの機会ですから、少しでもその老人ホームについて理解できるようにしたいものです。ここでは有料老人ホームの見学に訪れた際のポイントについてお話します。

老人ホームは施設や装備など、ハード面が充実していることも当然大事ですが、やはり一番大切なのは人です。スタッフや入居者、あらゆる関係者についてしっかりと見てみることから始めてください。見学者にとってはその時だけしか滞在しない場所ですが、入居したあかつきには日夜ずっと滞在する場所なのですから、自分がその場所にずっと居れるのかどうか、そう考えてみると答えが出やすいと思います。もし許されるのであれば、実際に入居している人にお話を聞いてみるのも大変参考になると思います。

人に次に大切になるのは施設などのハード面。居住スペースの部屋はどんな感じなのか、通路の幅は充分に取られているか、エレベーターは充分に設置されているか。
これらは足の自由が利きにくくなってきた時に威力を発揮する設備ですから、そういった点も想定しつつ見てみましょう。そんな中で、その施設の実際のところを見るのによく用いられる場所として水周りがあります。水周りはこまめに掃除をしていないとすぐに汚れてしまう場所です。そういった場所が清潔に保たれているということは、水周りだけでなく施設全体がきれいに保たれている、もしくはきれいにしようとしていることの表れです。ここはひとつ、トイレや流し台、お風呂などの水周りを見てみましょう。

見学によって得た情報をしっかりと記録しておくことも大切です。やり方は至って簡単、後で忘れそうなことはメモを取っておけば良いのです。説明を受けている時にメモを取っておけば後になって言った言わないというトラブルにもなりにくいですし、見学をしてから時間が経っても大事な点を忘れずにおくことが出来ます。何せ老人ホーム選びは1年に及ぶことがあるほど時間を掛けます。1年後に決定するとして、最初の頃の1年前に見た老人ホームのことをどれだけ覚えているでしょうか?仕事が出来る人はメモをよく取ると言いますが、それと同じことが老人ホーム選びにも言えます。

最後に、説明を聞いていて、また施設を見ていて疑問に思ったことは絶対にそのままにしないで下さい。勝手に良いほうに解釈して、実際には違っていたということに入居後に気づいても後の祭りです。

有料老人ホーム


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高齢化社会を目前に控えて、いわゆる団塊の世代を当て込んだ商品やサービスが続々と登場しています。その中のひとつとして、有料老人ホームがあります。

有料というからには入居して生活していく上でお金を支払う必要があります。
お金を支払う代わりに、有料老人ホームにはこれまでの老人ホームというイメージを一新するようなサービスや施設が用意されています。中には高級志向の有料老人ホームもあり、これらの施設ではセレブな老後を楽しむことが出来ます。まさに地獄の沙汰も金次第というわけですが、有料老人ホームにはそんな高いところだけでなく、色々なラインナップがありますので心配ご無用です。

有料老人ホーム最大の特長は民間企業などが利益を追求するために運営しているという点です。これまで老人福祉は行政の仕事という役割分担が当たり前でしたが、本格的な高齢化社会を迎えるにあたって民間企業も採算が取れるビジネスだと認識するようになり、現在のように有料老人ホームが全国各地に作られるようになりました。

民間企業である以上、利益を上げなければいけません。そうでないと老人ホームそのものが倒産してしまいます。利益を上げるためには経理努力によるコスト削減も当然必要ですが、それ以前に最も大切なことがあります。それは入居希望者に魅力を感じてもらってたくさんの入居者に入ってもらうこと、そして入居した人に長らく利用してもらうこと。そうです、お客さんが居ないことには商売にならないのです。そのために、有料老人ホームでは高齢者を老人扱いせず、グレードの高い生活が出来るような魅力作りに余念がありません。

最近の高齢者は自分が老人扱いされることを嫌う人が多くなっています。現実に以前と比べても同じ年齢であっても社会に参加している人の割合は高いですし、色々な物事に対するモチベーションも高いので、確かに人生の終わりを待つだけという生活を好んでいるようには見えません。それだけ高齢者が元気になっているのです。有料老人ホームはそんな高齢者の多彩なニーズに応えるべく、あらゆる工夫がなされています。高級ホテルのようなサービスや施設を売りにしているところは全然珍しくありませんし、特定の楽しみを持っている人が満足できるような施設を用意しているところもあります。

どんなに元気になったとは言っても、やはり高齢者です。身体的な問題は避けては通れません。きめ細かいサービスや豪華な施設が売りである有料老人ホームであっても、そうした医療面や介護面でのバックアップ体制はきちんととられています。

有料老人ホームの事前のチェックや計画


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日本全国には有料老人ホームが約2千あると言われています。

有料老人ホームは別に自宅の近くのところに入居しないといけないという決まりはありません。老人ホーム入居を機に全く知らない土地に行く人もいますし、長年住んでみたかった街に行くという人もいます。ということは、2千ある選択肢からひとつの老人ホームを選ぶことになります。それだけたくさんの老人ホームがあると、中には失敗例もたくさんあります。

まず、一番多いのは老人ホーム側の事情ではなく、入居者本人の事情によるものです。高齢者は年齢を重ねるごとにどうしても体は老化します。老化が進むにつれて、それまでは気にならなかった体の不具合が見られるようになります。老人ホームに入居した時には全く問題なかった足がその後何年もたって悪くなったせいで、今の老人ホームだと移動が難しい...例えばこんな感じです。これは今創作した一例ですが、こんな例は実際にいくらでもあると思います。

有料老人ホームには介護付きとそうでないところがあります。先ほどの足の例のように、入居当初は問題なかったものの数年後に要介護になってしまった、ということは実際に有り得ます。その時に入居していた老人ホームが介護付きでなかった、つまり健康型だった場合は老人ホームを退去しなければならなくなります。

次によく聞かれるのがお金の問題。有料老人ホームは決して安い施設ではありません。その費用負担についてちゃんとやっていけるだけのお金は絶対的に必要です。最近では年金の問題がニュースを騒がせており、給付レベルが現在よりも将来にわたって下がっていくのは目に見えています。年金を老人ホームの費用として当てにしていたものが、思ったほど年金が出ないせいで老人ホームの費用負担を維持できなかった...これも実際によくある話です。

老人ホームは一人暮らしに不安や寂しさを感じる人が共同生活をしている場所です。たくさんの高齢者が一緒に生活しているおかげで寂しい思いをすることはありませんが、逆にお呼びでない人との人間関係も当然ながらあります。この人間関係で失敗して老人ホームを退去する人も実際に少なくありません。高齢者は分別のついた大人の年齢ではありますが、やはり人間同士ということで人間関係の問題は避けては通れないようです。
これらの失敗例はどれも入居者本人の事情によるものなので、入居者があらかじめちゃんと知っておけば回避できる問題ばかりです。そのためにも事前のチェックや計画が大切であることは言うまでもありませんね。

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