有料老人ホーム: 2008年5月アーカイブ

有料老人ホームの施設・設備


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有料老人ホームの検討をしている時に、ほとんどの人がするものとして、施設見学があります。

これは入居を検討している有料老人ホームに実際に行って現地を見てみるという最も分かりやすい機会です。せっかくの機会ですから、少しでもその老人ホームについて理解できるようにしたいものです。ここでは有料老人ホームの見学に訪れた際のポイントについてお話します。

老人ホームは施設や装備など、ハード面が充実していることも当然大事ですが、やはり一番大切なのは人です。スタッフや入居者、あらゆる関係者についてしっかりと見てみることから始めてください。見学者にとってはその時だけしか滞在しない場所ですが、入居したあかつきには日夜ずっと滞在する場所なのですから、自分がその場所にずっと居れるのかどうか、そう考えてみると答えが出やすいと思います。もし許されるのであれば、実際に入居している人にお話を聞いてみるのも大変参考になると思います。

人に次に大切になるのは施設などのハード面。居住スペースの部屋はどんな感じなのか、通路の幅は充分に取られているか、エレベーターは充分に設置されているか。
これらは足の自由が利きにくくなってきた時に威力を発揮する設備ですから、そういった点も想定しつつ見てみましょう。そんな中で、その施設の実際のところを見るのによく用いられる場所として水周りがあります。水周りはこまめに掃除をしていないとすぐに汚れてしまう場所です。そういった場所が清潔に保たれているということは、水周りだけでなく施設全体がきれいに保たれている、もしくはきれいにしようとしていることの表れです。ここはひとつ、トイレや流し台、お風呂などの水周りを見てみましょう。

見学によって得た情報をしっかりと記録しておくことも大切です。やり方は至って簡単、後で忘れそうなことはメモを取っておけば良いのです。説明を受けている時にメモを取っておけば後になって言った言わないというトラブルにもなりにくいですし、見学をしてから時間が経っても大事な点を忘れずにおくことが出来ます。何せ老人ホーム選びは1年に及ぶことがあるほど時間を掛けます。1年後に決定するとして、最初の頃の1年前に見た老人ホームのことをどれだけ覚えているでしょうか?仕事が出来る人はメモをよく取ると言いますが、それと同じことが老人ホーム選びにも言えます。

最後に、説明を聞いていて、また施設を見ていて疑問に思ったことは絶対にそのままにしないで下さい。勝手に良いほうに解釈して、実際には違っていたということに入居後に気づいても後の祭りです。

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